Health check pointed out abnormalities
健康診断で異常を指摘された方へ

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健康診断で異常を指摘された方へ

ページ内容

1.健康診断で異常を指摘された方へ
2.健康診断の結果の見方
3.健診異常で受診するには
4.健康診断の結果でよくある質問

健康診断で異常を指摘された方へ

毎年受ける定期健康診断や雇入時健康診断は、自分の体の状態を知って病気の予防、病気が進行する前に早期発見することが目的です。
健康診断の結果で異常が無ければ概ね心配ありません。

健康診断で異常を指摘されても、ついつい「今回はたまたま悪かった」「前日の食事が原因」「最近眠りが浅かったから」「症状がないから大丈夫」など不安になる気持ちをうやむやにしたくなる気持ちも十分にわかります。生活習慣を見直して食事や運動、睡眠など体の調子を整える習慣を実践していくことで改善されることもありますが、遺伝が原因であることやお仕事や家庭環境によっては習慣改善が思ったようにいかないこともあります。

そうした場合にはお薬での治療が必要になることもありますので、まずは自分の体の状態をより詳しく知るためにも医師に相談するようにしましょう。

健康診断の結果の見方

・異常なし
今回の検査結果は正常範囲内です。問題はありません。

・要経過観察
検査結果が正常範囲外ですが、緊急に治療が必要なわけではありません。
ただし、数か月~1年毎に定期的な検査を受けて様子を見ましょう。

・要精密検査
検査結果が異常値を示しており、詳しく検査する必要があります。
血液検査や心臓や腹部のエコー検査、胃・大腸カメラなど異常値が見られた項目から必要な精密検査を実施します。
通常の健康診断は身体全体の状態を広く検査する一次予防の目的があり、精密検査は二次予防と言えます。

要精密検査の結果であっても、異常が無いこともあり病気があると確定したわけではありません。
本当に病気があるかを知るためにも精密検査を受けるようにしましょう。

・要治療
検査結果ですでに治療が必要とされる異常が見つかったことを意味しています。
必ず医師の診察を受けるようにして、治療を進めていきましょう。

健診異常で受診するには

健康診断や人間ドックを受診した際の健診結果をお持ちください。
健康診断での結果をもとに診察や検査を行います。

受診する際には、通常の診察予約を行ってください。


検査結果を確認して必要な再検査や精密検査の相談を行います。
当院では管理栄養士による日頃の食事やメニューに関する栄養相談も行っております。
身体のこと、食事のこと、運動や睡眠について気になることはお気軽にご相談ください。


健康診断の結果でよくある質問

・血圧が高いと指摘されました
血圧が高い状態(高血圧)が続くと、血管の動脈硬化や脳出血、脳梗塞、心筋梗塞など重篤な病気の原因になります。
ただし、日常生活での血圧が120/70など正常の範囲内にある方でも、診察を受ける際には緊張して血圧が上がってしまうこともあります。

ご自宅でリラックスした状態で何回か測定した結果をお持ちいただくと詳しくみることができますので、ご自身で記録したものも合わせてお持ちください。


・糖尿病
糖尿病は血液中の血糖値が高い状態の続く病気です。
糖尿病は動脈硬化につながり、脳梗塞や心筋梗塞、腎機能障害を起こし透析治療で通院が必要になったり、失明を起こすこともあります。

膵臓から分泌されるインスリンというホルモンの働きによって血糖が調整されますが、生まれつきインスリンの分泌や働きが不十分なこともあります。原因は人によって異なりますので、診察を受けて適切に治療していくことをお勧めします。


・コレステロールが高い
コレステロールの中でも指摘されるのはLDL-コレステロール(悪玉コレステロール)です。
LDL-コレステロールが増えると動脈硬化につながります。自覚症状がなく、症状が出たときには脳梗塞や心筋梗塞など命に関わる病気であることが少なくありません。

喫煙歴や他の生活習慣病と関係するため生活歴や病歴を詳しく聞いて治療していきます。


・肥満症・メタボリックシンドロームと指摘された
メタボリックシンドロームは身体に内臓脂肪が過剰に貯まった状態で、糖尿病や高血圧、脂質異常症などの生活習慣病と合併している病気です。体内の脂肪は内蔵脂肪と皮下脂肪に分かれており、内臓脂肪が生活習慣病と強く関連すると言われています。

内蔵脂肪が溜まるといわゆるポッコリお腹になり、男性では腹囲85㎝以上、女性では腹囲90㎝以上がメタボリックシンドロームの1つの診断基準になります。他にも血圧130/85mmHg以上、中性脂肪が150mg/dl以上またはHDLc40mg/dl未満、血糖値110㎎/dl以上のうち2つ以上が当てはまることが診断基準になります。


・尿酸が高い
「尿酸が高い」と言われるとイメージしやすいのがビールですが、ビールだけでなくアルコール類は全般的に尿酸値上昇の原因になるので節酒が大切です。 尿酸はプリン体という成分から作られるため、魚卵やレバーなどプリン体を多く含む食品もできるだけ控えるようにしましょう。

尿酸値が高くなると、血管や関節の中で結晶化して激しい痛みを引き起こします。いわゆる痛風であり、痛みで歩くことが困難になったり、排尿に困難を覚えたりします。


・肝機能障害
肝機能障害は肝臓がうまく働いていない状態の病気です。
肝臓はタンパク質を作ったり、糖分や脂肪を貯めたり、有害物質の分解などの働きを持っています。肝細胞が破壊されるとそれらの働きに影響が出てだるさや疲れを感じやすくなる、足がつる、かゆみなどの症状が現れます。

アルコールの過剰摂取や肥満、ウイルスなどが様々な要因があるため詳しく検査して原因から解消するようにしましょう。

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