convulsions
けいれん
けいれん
チェックポイント
→ 当てはまる項目があればすぐに相談か受診を
ちょっとアドバイス
けいれんを起こしているようであれば、基本的に救急受診をしてください。
ただ2回目以降であったり、1~2分間程度で症状が終わり、その後はケロッとしている状態であれば、少し落ち着いてから日中にクリニックを受診するようにしてください。
頻度や症状に応じて、継続的な治療が必要かどうかを判断する必要があります。
子どもでは、熱が急に高くなった時に熱性けいれんを起こすことがあります。
珍しいことではなく、10%程度のお子さんが熱性けいれんを経験しています。
再発することもあるので、対処方法をしっかりと覚えておいて、けいれんを起こしたときに備えることが大切です。
こんな病気があるかも
- 熱性けいれん
- てんかん
- 髄膜炎
- 脳炎
など
ホームケアのポイント
けいれんが起こった場合でも、通常数分間で止まることがほとんどです、あわてず落ち着いて対応することが大切です。
けいれんを起こしたときの対応として、平らな場所に静かに寝かせ、服を緩めて、吐いた場合にのどに物が詰まらないように顔を横に向けてあげましょう。
医療機関で状況を伝えるために、けいれんの続いた時間や手足の動き、目の向き、顔や唇の色、呼びかけに反応するかなどを確認できれば、記録をしておくことも大切です。
けいれんが止まった後でも、名前を呼んで呼びかけに反応するか様子を見てください。
反応が無い場合には、けいれんが続いていることがあります。
また、けいれんが5分以上続いている場合には、救急受診をしてください。
数分で止まる熱性けいれんは、何度も起こすことがありますが命に関わることはほとんどなく、通常は予防の必要はありませんが、けいれんを起こしたときの様子によっては再発予防が大切になる場合もあります。
予防が必要になる目安は、けいれんが15分以上続いた場合や、1回目のけいれんから24時間以内にけいれんを繰り返した場合、けいれんの動きが左右で気になる場合や、1歳未満で熱性けいれんを起こした場合などいずれかに当てはまる場合です。
一般的に熱が出た時に薬を服用してけいれんを予防していきます。
その場合、どんな病気が隠れているか分からないので大きな病院で詳しく検査をする必要があります。