マイコプラズマ肺炎

マイコプラズマ肺炎とは

マイコプラズマ肺炎」は、ウイルスと細菌の中間に位置する病原体である
マイコプラズマの感染でおこる肺炎です。

小児・若年成人が中心で、1才以下には比較的少ない肺炎です。

大人では、マイコプラズマの感染を繰り返すことは少ないですが、4-7年後に再度マイコプラズマの感染を受け
マイコプラズマ肺炎を起こしてしまうことがあります。

マイコプラズマ肺炎の原因

マイコプラズマ肺炎は、マイコプラズマ(Mycoplasma pneumoniae)という微生物によって引き起こされます。

咳、痰からの飛沫感染が多いながら、その感染してる人に近づいたら必ず感染するわけでもないのです。
比較的、感染力は弱いのですが、病原体をもってる人の咳などの呼吸器症状が強い時は、
発病の率は弱いといえ家族内感染はあるので気をつけることです。

マイコプラズマ肺炎の症状

  • 激しい乾いた咳
  • 発熱
  • 全身倦怠感

発熱や頭痛全身倦怠が3-4日続きます。
その間に咳がだんだんひどくなり、だんだんと痰も出るようになります。

熱がさがったあとも、咳だけ長く続き痰に血液が混ざってくることもあります。
幼児では鼻炎症状もみられ、乾いた激しい咳が長引く場合は、マイコプラズマ肺炎を疑ってください。

マイコプラズマ肺炎の治療

マイコプラズマは、通常の細菌と異なり細胞壁を持たないので、ペニシリン系(ワイドシリン、パセトシンなど)、
セフェム系(セフゾン、バナン、フロモックス、メイアクトなど)の抗生物質が効きません

効果のあるマクロライド系(エリスロマイシン、クラリシッド、リカマイシン、ジスロマックなど)、テトラサイクリン系(ミノマイシン、ダラシンなど)を使用すると、咳はしばらく残りますが熱は3日以内に下がります。

呼吸不全を呈する重症例では、抗菌剤併用のもと、副腎皮質ステロイド剤の投薬が有用なことがあります。

マイコプラズマ肺炎の予防

特異的な予防方法はなく、流行期には手洗い、うがいなどの一般的な予防方法の励行を行って下さい
また患者との濃厚な接触を避けることです。

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院長
堅田 真司
診療内容
総合内科・小児科・胃腸内科
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