健康診断で血圧が高いといわれたら
はじめに
健康診断で「血圧が高い」「高血圧症」と記載があった時に皆さんはどう感じますか。
今まで指摘されていなかったのでドキリとして不安になる人、これまでも高い高いと言われ続けてまたかと 慣れてしまった人、様々な反応があると思います。
血圧が高いと指摘されて自覚症状のない人がほとんどです。
もし頭痛やふらつきがあれば急いで医療機関を受診してください。
では血圧が高いと何が問題となるのでしょうか
高血圧だと何が悪いのか?

まず、血圧が180/120mmHg以上あった場合は急いで医療機関を受診してください。
これは緊急で対応する必要のある高血圧緊急症の可能性があるからです。
この場合、急速に 臓器障害を起こす危険性があるのです。
では血圧が高い140/90mmHg以上の場合はどうでしょうか、短期的には問題はでにくいですが、長期的に血管を痛めるため、脳梗塞や心不全などの原因となります。
何はともあれ血管がボロボロになると色々な病気の原因となりますので、今は症状がなくても、将来の病気を予防するという観点からは、高血圧を治療するのはとても大切になります。
もし健康診断で血圧が高いといわれたら、近くの医療機関に相談しにいきましょう。