鼻水
チェックポイント

▢ 発熱や咳などを伴う
▢ 鼻水に粘りがあって黄色や緑色をしている
▢ 顔や耳を痛がっている
当てはまる項目があれば、すぐに受診が相談をしてください
ちょっとアドバイス
鼻水は赤ちゃんや子どもによく見られる症状で、上気道炎やアレルギー性鼻炎が原因であることが多く、放っておいても自然に治る場合もあります。
ただし鼻水や鼻詰まりなどが続くと副鼻腔炎や中耳炎の原因となるので症状が1週間以上続くなら、受診してください。
こんな病気があるかも
・上気道炎
・アレルギー性鼻炎
・副鼻腔炎
ホームケアのポイント

鼻水がよく出る場合は、こまめに吸い出してあげることが大切です。
鼻水吸引器を使って鼻水を吸い出すようにしてあげましょう。
またお風呂に入っている時や、お風呂から上がったときには湯気で鼻水が柔らかくなり、吸い出しやすくなります。
赤ちゃんの場合、鼻水や鼻づまりがあると呼吸がしづらく、母乳やミルクの飲みが悪くなることがあります。
鼻水を適切に吸い出すことは、栄養状態を整えて発達発育にも良い影響を与えるため、お家でもこまめにケアをしてあげましょう。
鼻がかめないお子さんは、鼻水をかむための練習も大切です。
ティッシュを1枚取り出して、顔の前に置き鼻息でティッシュを飛ばすようにして遊びながら練習すると、徐々に鼻をかむコツがつかめてきます。
お子さんにも楽しみながら、練習をしてもらうことがポイントです。
鼻水が続いていたり、吸い出した鼻水が黄色がかっている場合には副鼻腔炎を起こしている可能性があります。
副鼻腔炎を起こしている場合、細菌が繁殖して炎症を起こしているため、細菌をやっつけるお薬の服用が必要です。
鼻水が続く場合には、お気軽にご相談ください。