結核

結核とは

結核」は、結核菌によって起きます。
結核菌は結核患者の咳やクシャミなどで空気中に飛び、菌が人の肺に吸い込まれることによって感染します。

感染しても多くは身体の抵抗力(免疫)が打ち勝って発病には至りませんが、乳幼児・老人・糖尿病患者など
抵抗力の弱い人は発病しやすくなります。

感染して発病するまで早い人で約2ヶ月、長い人で約20年以上という厄介な感染症です。

結核の原因

結核の原因は、結核菌という細菌です。
結核患者の出す咳やくしゃみから空気中に出た結核菌が乾燥して、結核菌が、舞っているのを吸うことで
感染します(空気感染)。

また、咳やくしゃみの飛沫を直接吸い込み、結核菌が肺の中に入り感染します(飛沫感染)。
しかし、感染したからといって発病するとはかぎりません。発病する人は10~20%ぐらいです。

結核の症状

結核の初期の症状は、咳や痰など、風邪の症状によく似ています。
結核はかなり進行しないと自覚症状は出ないので、発見が遅れてしまうことがあります。

したがって、2週間以上、咳や痰、また微熱があったり、寝汗や体がだるいなどの症状があるときには、
医療機関で受診して下さい。
早期に発見できれば、お薬を飲むだけでよくなることもあります。

結核は90%が肺結核ですが、肺以外にも結核性胸膜炎(ロクマク)、咽頭結核、腸結核、腎臓結核、皮膚結核、
骨結核(カリエス)、結核性リンパ節炎など体のあらゆるところをおかす怖い病気です。

結核の治療

結核の治療に多くの薬剤を併用して服用しなければならない理由は、結核菌には自然耐性菌という
生まれながらにして薬の効かない菌がわずかにあるからです。

一剤だけを使用していると日が経つにつれ、その薬が有効な菌は死んでゆきますが、
生き残っている薬の効かない菌が徐々に増殖します。
そのためいろいろな作用機序の異なる薬を併用します。

結核菌に「耐性」を作らせないためには、薬をきちんと複数組み合わせて治療することです。(医師の指示のもと)

結核の予防

結核菌は、体力の弱っている人をねらっています。
日ごろから、ストレスをためず、仕事や勉強等で疲れが貯まらないように睡眠をしっかりとって下さい。

また、栄養に気をつけて、バランスのよい食事を心がけてとりましょう。
特に、既往歴のある人や、家族の中に結核に罹患したことのある人は、注意が必要です。

かぜのような症状が、長引くようであれば医療機関で受診してください
また、健康診断は必ず受けて自分の体調を知っていることは、とても大事なことだと思います。

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院長
堅田 真司
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