水ぼうそう

水ぼうそう

水ぼうそうの原因となるもの

帯状疱疹ウイルス(VZV)といわれるDNAウイルスが原因の感染症です。
このウイルスに初めて感染すると、体幹を中心に水疱を形成する水ぼうそうとなります。

ウイルスは完全に除去されず、神経根部に潜伏し続け、特異的免疫が低下するとその神経の支配領域に沿って水疱形成をします。

これが帯状疱疹(たいじょうほうしん)です。

どんな症状を引き起こすか

一般的な感冒症状を伴う時もあるが、体幹を中心に水疱が出現します。

手掌、足裏には出現せず、頭皮に出現するのが特徴であるため、手足口病との鑑別をこれらで行います。

感染経路、潜伏期間

気道粘膜や眼結膜などから、空気感染、飛沫感染、接触感染にて感染をきたします。潜伏期間は14日~16日ほどです。

治療

水ぼうそうは抗ウイルス剤が存在する病気であるため、早期に診断を行うと内服治療を行う事ができます。

また水ぼうそう発症患者さんと接触後72時間以内であれば、ワクチンの緊急接種により、感染ではなく発症を抑制する可能性があります。

学校感染症に指定されており、すべての発疹が痂皮化するまで出席停止です。

帯状疱疹について

特異的免疫の低下により50~60歳くらいから発症する場合があります。

皮膚に帯状の水疱が出現するため、水疱が出現すれば診断は容易であるが、疼痛やしびれが残存する帯状疱疹後神経痛が70%ほど合併します。

内服薬が存在するため早期に治療をおこない初期の痛みやしびれをコントロールする事で、重症化や後遺症が重篤になるのは防ぐ必要があります。

近年は新しい帯状疱疹ワクチンも開発されているため50歳以降は予防目的でのワクチン接種を推奨しています。

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